音楽

Cool & Beautiful Africa

梅雨が明けたと同時に盛夏に入った。猛暑だ。
電力消費が急増し、しかしこの2年ほどのよう
には誰も節電を喧しく呼び掛けない。そして、
まだ稼働基準も曖昧で安全性の確保も準備も
整わなず、地元や国民から大多数の同意もな
まま電力供給各社は相次いで原発の再稼
働申請
を出した。
 今では地球温暖化やCO2削減などについて
発言や警鐘は殆ど聞くことがない。これで来
の参院選で自民党が大勝するようなことに
なれ
ば、この国は間違えなく小泉時代を彷彿さ
せる
専制政治に突っ走るだろう。マスコミが持
ち上
げるからネーミングばかりが独り歩きをし
て実
体のないアベノミクスの化けの皮が剥が
れて、
株価の動向ばかりに偏重する経済に振
り回され
て社会は混乱し、着実に物価は上が
るが中間層
以下の国民の収入は上がらず、
雇用状況も悪化
するだろう。
 さてそんな夏、清涼な音楽で癒されるしかな
いのもチト淋しいが、Maliからの歌声を届ける。
Rokia Traore
をどうぞ!

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こんな老人も

 最近はアンリ・サルバドールをよく聴いて
いる。1919年にグアドループ出身の両親の下、
フランス領ギアナに生まれ2008年に91歳で
没した歌手・ギタリストだ。

 2000年にリリースされた”Chambre avec
Vue”(邦題「サルバドールからの手紙」)
を手に入れたのだが、アンリが83歳の頃の
唄声の艶っぽさはどうだ!

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元気が出る唄声

1987年、まだジンバブウェが独立後の
覇気に溢れていた時代。ジンバブウェでの
仕事が終って、丁度ロードショウ上映中で
話題になっていた映画を見に行った。
 
邦題「遠い夜明け」(原題Cry Freedom
は、当時まだアパルトヘイトを行っていた
南アフリカで獄中死した解放活動家スティ
ーブン・ビコと支援した白人新聞記者ドナ
ルド・ウッズとを描いた映画だ。
 主演はデンゼル・ワシントンとケヴィン・
クラインで監督はRアッテンボロー。日本
ではどうだったか知らないが、世界的に評
価を得た感動大作だ。
 そんな内容だから南アフリカではロケな
どできる訳は無く、撮影の多くはジンバブ
ウェで(一部はケニアで)行われたので、
地元紙が大きく取り上げて映画館には多く
の観客が押し寄せた。
 
映画のラスト、無事に国外に逃れたウッ
ズの乗る小型飛行機が遠のくアフリカの風
景に吸い込まれてゆく。そこに南ア独特の
ハモリが素晴らしいコーラスによる「ンコ
シ・シケレリ・アフリカ」(「神よアフリ
カに祝福を」=現在の南アフリカ国歌)が
流れ、獄中に居た活動家たちの名前と死因
が列記されて終わる。
 
感動的だが決してハッピーエンディング
ではない。それでも館内を埋めた人たちの
感動と昂奮が私を包んだ。
 その映画を見てホテルに戻りテレビを点
けたらジンバブウェTVの音楽番組で映画
関連した音楽を紹介していて、或る曲の
VPに目と耳が釘付けになってしまった。
 非常にシンプルなフレーズが繰り返され
るのだが、一回聴いただけで覚えてしまっ
ていた。
 
その音楽がいつまでも耳に残って、ハラ
レを発つ前に街の音楽ショップに入った。
タイトルもミュージシャン名も定かではな
かったが、若い黒人の男性店員を捉まえて、
この曲を探してるんだ…と出だしのフレー
ズ「アシボナンガー(私にはそう聞こえて
いた)」と歌って聞かせたら一発で判って
くれた。

ニヤリと笑みを浮かべた店員が一本のカ
セットテープ(当時はまだCDは一般的で
はなかった)を選んで手渡してくれた。
 それがJohnny Clegg & SAVUKA
”Asimbonanga”というネルソン・マンデ
ラを謳った曲だと言う事を後に知った。
ジョニーは非合法の民族混淆バンド活動で
危険人物と見なされ投獄もされたし、その
音楽は国内での放送規制にかかっていた。

 ついでに他にお勧めを選んでもらった中
にキュートな黒人女性が写っているジャケ
ットのテープがあって、迷わずそれを選ん
で買った。素晴らしかった。それは多分
Brenda Fassieのデビューアルバムで、そ
の後CD化はされていない筈。

  ブレンダは"タウンシップのマドンナ"
と称されたスキャンダラスな歌姫だが

薬物(コケイン)依存で2004年、39歳の

若さで逝った。葬儀にはネルソン・マン
デラも参列した。

 どちらも相当聴き込んだが、カセット
テープは日本の湿気で伸びてしまって
まともな音が再生されなくなってしまっ
たが、からくもMDにコピーしておいた

ものは今も大切な宝物だ。

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コロンビアからのa song for Japan

  YouTubeで話題になったa song for Japan。いろんな

バージョンを拾っていたらコロンビアのものに目がとま

った。

 他のものがプロやセミプロ達による、私たちは寄り添

っていますよ…とアピールするための、いかにも社会活

動的パフォーマンスという感じがあって、どこか違和感

が否めないのだった。それはサルサ版などどこかのライ

ブ会場での演奏でも同じで、ところがこのコロンビアの

はちょっと違うのだ。

 多分町のアマチュア吹奏楽団だろう。とても下手だ。

場所は練習場らしい。手前に木琴が垣間見えるし座って

聴いている人達も団員のようで、其々自分の楽器を手に

していることがわかる。たまたまビデオカメラを持って

来た人が練習風景として撮ったものをアップしただけだ

と思う。音程もリズムもまるで合っていないし、練習に

しても下手過ぎる。それでも途中で止めたり反復するこ

ともなく通しでやっているのがいい。

 そしてこれがなんだか胸を打つ。音よ届け!という感

じで鳴っている気持ちが響く。

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セザリア・エヴォラを聴きながら

  音楽に啓発されながら文章を書くことが多い。少し前は

もっぱら坂本龍一の“Beauty”を聴きながら書いていた。

その坂本も共演したのが“裸足のディーヴァ”“アフリカ

のビリー・ホリディ”など呼ばれたカボ・ヴェルデ出身の

ファド歌手セザリア・エヴォラだ。

何回か来日したこともあってワールドミュージック系が好

きな人には知られる存在だ。残念なことに昨年1217

に亡くなっていた事をつい最近知った。

  昨日、街に出る用事があったのでいつも足を運ぶCD店

へ行くと『遥かなるサン・ヴィセンテ』を見つけ、迷わず

買った。このところ執りかかっている文章の執筆に欠かせ

ない予感がしていた。

 昨年末、構想を練って20年ほど少しづつ書き綴って

きたアフリカを舞台にした小説を完結させて或る文学賞

に応募した。その流れで、今また別の習作を完成させる

ための執筆をしていて、それも舞台はアフリカだ。

  裏ブログで綴っているアフリカ紀行同様、アフリカを

ネタにする話は尽きることがない。

  セザリアの唄を聴いていると、いろんな出来事や人物

が思い浮かびイマジネーションが刺激されて筆が進む。

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Chris Botti in Boston

  実は急遽実家へ戻ることになって、今大急ぎで引っ越し

というか、引き揚げの諸々をやっている。

家財道具の殆どは処分しているのだが、いやいやなんと

書類の多いことか!書いたものや資料など、とりたてて

必要ないものを振り分けて捨てるのだが、出てくる出て

くる!

  それと写真類が多いことに改めて驚く。アフリカへ行

く前から撮っていたネガやプリント。アフリカで撮りた

めたスライドに家族の記録…などなど。実家に落ち着い

たらきちんと整理し直す必要がある。そのうちアフリカ

で撮った写真専門のブログも始めよう。

  …と考えながら一服する。音楽はクリス・ボッティが

ボストンポップス・オーケストラをバックに、スティン

グやスティーブン・タイラーなどのゲストボーカリスト

を交えて吹き込んだライブ・イン・ボストンだ。CD

DVDが付いていて、たまたま入ったタワーレコードの店

先で流れていたDVDに見入ってしまった。

 実家に戻ったら暫くはトランペットが吹けなくなりそ

うだ。

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元気の出る音楽 エチオピアから

エチオピアで買ってきたCDで一番の

お気に入りがAster Awekeのものだ。

YouTubeより

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美しい音楽とは

先日紹介したSona JobartehがKoraを

演奏しているバージョンで "Jarabi"

今回はサイズ調整しました

YouTubeより(元はBBC Network Africa

Sona(ミドルネームはMaya) が

RitiとKoraの名手とコラボしたセッション

YouTubeより

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maliからの音魂

BBC Network Africaより Sona Jobarteh "Saya"

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満月の夕

 あまり黙っているとフラストレーションが溜まるので

まず一言。

 いまだに駅周辺などでヒステリックに大震災被害者へ

の義捐金を呼び掛ける人たちがいる。芸能人やスポーツ

選手などのいわば公人ならいざ知らず、一般市民がなぜ

あんなにまでするのだろう? あれも買い溜めに通じる

パニック症候群の一例じゃないかと思える。

寄付したいのなら個人で振り込みが出来る団体はいくら

でもあるから、それぞれが自分でやればいい。誰かを巻

き込みたいならば親族や町内会などに声を掛けるくらい

にしておいて欲しい。

どんな団体で、どこにどのように義捐金を送ろうとして

いるのかも明示しないまま、見知らぬ人が道行く人を巻

き込もうとする押しつけがましさに辟易する。

 さて先週の日曜、川崎アートセンター前で義捐金を募

るチャリティーJAZZライブがあるということをネットで

知った。有名無名、およそ30名ほどのミュージシャンが

集まり、入れ替わり立ち替わり演奏するという。

久しぶりに生音を聞きたいばかりに、寄付をするついで

に聴いておこうか…というつもりで出て行った。

階段下の狭いスペースを舞台替わりに、そのまわりを150

人ほどの聴衆が取り囲んでいた。

夕方からの部の最後に小柄な女性シンガーがサックス奏

者三人をバックに日本語の唄を歌いだしたとき、身が震

えた。電気増幅を行わないというポリシーだったが、そ

の生声はよく通った。「海風」「焼け跡」「満月」など

の言葉が突き刺さるように立ち上がる。サックスの咆哮

が絡み合って唄を持ち上げてゆく。

途中でシンガーは小型の拡声器を手にした。何だサック

スの音に負けて増幅に逃げたのかと思っていたら、割れ

た声が呻きのようなものに変わった。高揚するサックス

の叫びに、忍び泣きのような声が滲んだ。

サックスと絡み合うためにエフェクトをかけるためだっ

たのだ。シンガーは酒井俊、曲は「満月の夕」だった。

USTREAM画像の53分あたりからに注目!

http://www.ustream.tv/recorded/13621558

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