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思い出して欲しい 或るスピーチ

 もう忘れられてしまっている或るスピーチがある。

1992年、通称ECO92リオ・サミットと呼ばれた国連の

環境開発会議でのことだ。当時は世界中の新聞やテレビ

で広く報じられたかと思う。アフリカに暮らしていた私

CNNのニュースでその姿を見た覚えがある。

 12歳のカナダの少女セバーン・スズキは子どもの環境

団体を代表して世界各国からの代表達を前に演説した。

それがこの「世界を黙らせた5分間」だ。

*スピーチの訳と原文は以下のサイトでhttp://www.sloth.gr.jp/relation/kaiin/severn_riospeach.html

この優れて的を得たスピーチは会場の聴衆を聞き入らせる

に十分な説得力があるが、残念ながら彼女の提案を受けて

動いた政治家も企業も居なかったようだ。それはその後の

世界で何が起きたのかを振り返れば一目瞭然だろう。 

そして、今現在この日本で進行中の様々な出来事、政治や

企業が何をやっているのか、何をするべきなのかを考え行

動する指針として今一度よく聴き返して欲しいのだ。

 その後、セバーンはイエール大学でエコロジーと進化生

物学を学び、バンクーバーのヴィクトリア大学大学院へと

進んだ。今は環境問題研究・活動家としてテレビのプレゼ

ンターや著述に忙しいという。

 名前から分かるとおり彼女は日系の血をひく。父親の

デビッド・スズキはバンクーバーでクリーニング屋を営む

日系移民を両親に持ち、第二次大戦中は収容所生活を体験

した。カナダを代表する生物学者・環境活動家として国民

的知識人に数えられている。

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