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2011年4月

唄う人 唄う風

前に紹介した酒井 俊さんがNHK-FMのラジオで

公開ライブを行うということを知って横浜へ行った。

本当は入場料を払うライブに行くべきだと思うけど、

費をおさえる必要があるので平にご容赦を。

「満月の夕」を含み和洋取り混ぜた選曲で、やっぱり

生音を聞くのは良い。ピアノとヴァイオリンが絶妙に

んで、とても質の高い演奏だった。

でも、それなりに聞ける内容ではあったけれど、厳し

く言うともうひとつ。何かナアナアな感じで、もっと

緊張感ある声が聞きたかったというのが正直な感想。

しかし、「唄う」ということが歌唱や楽器の演奏など

の音楽表現だけでなく、詩作(短歌、俳句、川柳など

も)や小説やエッセイなども含めた文章表現の、そし

て写真やビデオ、映画などの映像表現においても、

いや全ての表現活動において、その核心であるのだと

いうことを改て感じる。

それは被災地を訪問している(あえて謙譲の表現を使

いません)天皇・皇后お二人の行動を伝えるニュース

らも感じとることができる。両陛下は唄っている。

一方でボンクラのダメ管は唄うどころか声そのものを

発していない。口癖である「えー…」から始まるその

葉は空虚なあの瞳と同様に何も伝えはしない。

単なる人気集めの自己満足的な行動を「パフォーマン

ス」と呼ぶことがあるけど、最高のパフォーマーとは

行動をとおして唄い、発言する人のことだ。

NHK横浜放送局に向かう前、時間があったので大桟

橋埠頭と象の鼻パーク辺りを散策した。

風の強い平日の午後、人の姿は少なかった。防波堤の

あたりからビル群のほうを眺めていると、柔らかいが

野太い笛の音のようなものが途切れ途切れに聞こえて

きた。

Photo

何だか切ないような音に、しばし聞き入ってしまった。

向う岸の広場の端で誰かがディジュリドゥでも吹いて

るのだろうか?そう思いながら耳を傾けていると、

吹き抜ける風が作っている音なのだと気が付いた。

聞きようによっては風だって唄うことがあるけれど、

どんなに大声でもどんなに上手くても、唄にならない

歌もあるのだ。

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裏サイト開始

アメブロで裏サイト始めました。

前から書きためていたアフリカ時代の撮影裏話です。

連載形式で少しずつ出していきます。

リンクしておいたので興味があればどうぞ。

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夢を見た

寝つきと寝起きが良いのでめったに夢を見ないが、

しぶりに夢を見た。すぐに忘れてしまうので覚え

ている間にメモしておくことにした。

どんな友人なのか良くわからない男女数人で集まっ

ていたら歌を唄うことになって皆で順に一曲ずつ唄

っていくのだが、歌詞を覚えている歌がないので自

分だけが唄えない、というような夢だ。

場所はどこかのホテルのバーかレストランらしい。

それがいつのまにか花見に使う屋形船の中のように

もなってなにやら川面を滑っているようだし、学生

時代を過ごした京都の木屋町界隈とか岡崎あたりの

街並みを歩いていたりする。

そういえばもうすぐ京都で同級会があるが、今年は

参加しないから、そんなことも反映しているのだろ

うか?

ここ30年程は日本の歌をちゃんと聞いてきていない

で歌える曲が極端に少ない。昔の曲でも、一曲ま

るごと歌えるようなものは殆ど無い。

以前はカラオケで使っていた歌詞本?というのだろ

うか、あれみたいなものがあればなんとかなるけど、

と思っているうちに夢の中の友人たちが知らない曲

を一人づつ歌って、とうとう自分の番になるけど唄

う曲がない。

誰かがCDのジャケットを持っていて、そこに歌詞が

いてあれば…と見てみるが書いてない。

誰でも知っている童謡でも唄うかと思っても、どう

してだか思い出せないのだった。

分析してみると、歌というものに託して鬱屈してい

自分をなんとかしたいけれどうまくいかない、そ

んな状態を自己浄化しようとしているのかなあと思

う。そして過去のよき時代へちょっと慰安を求めて

いて、唄うべきものを見つけ出そうとしている自分

に希望も持っている…というような感じだろうか。

カラオケルームでのトランペット練習も暫く行って

いないから、行ってみるか。

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桜散って原発は

 もう、どうにも黙っていられない。これ以上平静を保

っていると精神衛生上良くない。

2011_2

まったく原発はどうも後出しジャンケンで負けてばっか

りのようで、僅かずつ出てくるデータに信憑性があるな

らば、既に融けた部分が格納容器の底で再臨界に向かっ

ているのじゃなかろうか?

だいたい炉心内部の温度が下がっただの上がっただのと

いうが、電源が通じていない筈なのにどんな計器でどう

やって計測しているのか、誰もはっきりさせようとして

いないのは何故だろう?

このままゆくと現場に居ない関係者や御用学者たちが繰

り返し言う「そんなことはまず無い」という状況に刻一

刻と近づいているのでは?

 以前、公共放送の仕事をしていた時に、原発に関する

番組があって、私は原発を核開発というコンテクスト上

は核兵器と同列に考える必要があると言ったことがある。

すると当時のED(XX機能不全ではなく、Executive

Directorの略)が、それは詭弁だと決めつけた。あいつ

は今どこで何をしているのだろう。

もうそろそろ、みんな本当のことを曝け出さなければ、

北東日本は人の住めない地域になってしまう。

ノストラダムスの言った恐怖の大王であって欲しくは

ない。

東北の桜は、これから満開を迎える。

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記録と記憶

Starlin  こう言うとイチローの言葉を思い浮かべるかも知れ

ないけれど、スポーツのことではない。

事あるごとにスナップ写真を撮ってきた。所持品の整

理を思い立って以来、溜まっていたプリントを少しず

つ片づけている。多くは身近な友人や家族、路上や旅

先で目にした事物なんかで、古いものは学生時代、ア

ルバイト代を貯めて手にしたNIKON F2で撮り始めた頃

のものがあるし、一時のめり込んでいたジャズやパン

ロックのコンサート、楽屋風景を掠め取ったモノク

ロなんかもある。

それはその後アフリカの風物になって、やがては家族

の日常が多くなっていった。

Photo_4

Miles

それらは自分が見て来た時代の記録であり記憶の断片

あるのだなあと、なんだかしみじみしてしまう。

プリントやネガは捨てると無くなるが…

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元気の出る音楽 エチオピアから

エチオピアで買ってきたCDで一番の

お気に入りがAster Awekeのものだ。

YouTubeより

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花見に行って

 反自粛と銘うって、学生時代の友人とオヤジ二人で

花見に行ってみた。場所は花見の原点、飛鳥山公園。

さすがに大規模な宴会気分の花見客は見られなかった

けれど、ブルーシートを拡げた若者たちのグループや

家族連れ、中高年たちなどもいて意外な賑わいだ。

せめてもの貢献と、抱えていった岩手、一関酒造の

南部美人をぐいぐい飲った。

そもそも徳川吉宗があそこを花見の場所として整備

したのは、財政逼迫で百姓一揆が頻発し、制度の立

て直しを余儀なくされた幕府への庶民感情のガス抜

きだったと思われる。花見に浮かれさせた一方で言

論統制なんかも行っていたし、倹約を促しながら年

貢を上げるという増税策をとったのだ。

「花見やってる場合か」とホザイタ石原老人もまた

統一地方選で出しゃばってきたが、もうお前はお呼

びじゃないのだと、都民は三行半を突き付けてしま

うべきだろう。

 しかし国政も都政もちゃんとしたリーダーが居な

いということが最も憂慮するべき問題で、選ぼうに

も選択肢が無さすぎる。

なんてことを、憂国のオヤジが酔った頭で考えてい

た飛鳥山の夕なのだった。

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My Name is Khan

 レンタルDVD店の棚を見ていたら気になるタイトルが

目に入った。

”My Name is Khan”インド映画だ。といっても20世紀

Fox配給で、一部を除いてアメリカで撮影されている。

メインキャストとプロデューサーや監督以下殆どはイン

ド人スタッフ。イギリス人監督によるアカデミー賞受賞

映画”Slumdog Millionaire”とはまた違う。

Bollywoodと呼ばれるインドの映画産業の質の高さは良

く知られている。アフリカ在住当時から随分インド映画

を見て来たが、商業映画にもかなり優れたものがある。

ジャケットに記されたあらすじには、インド生まれの

イスラム教徒で自閉症(アスペルガー症候群)の男が弟

を頼ってアメリカへ移住したが、911以後の社会変化

のなかで様々な苦難と遭遇するというもの。

主演はShah Rukh Khan。本国で絶大な人気を誇る演技派

だ。

終盤にはインド映画っぽい荒唐無稽さがあるが、ひとつ

のファンタジーとして十分に見る者を打つ。丁寧に撮ら

れている映像は美しく、脚本もよく練られている。

今のこの国の状況にちょっと鬱屈気味の自分には、いい

気分転換になったのでした。

 *予告編は以下で

http://www.imdb.com/rg/VIDEO_PLAY/LINK//video/imdb/vi2049377305/

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美しい音楽とは

先日紹介したSona JobartehがKoraを

演奏しているバージョンで "Jarabi"

今回はサイズ調整しました

YouTubeより(元はBBC Network Africa

Sona(ミドルネームはMaya) が

RitiとKoraの名手とコラボしたセッション

YouTubeより

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わたしたちの暮らし

ケニアの北部には広大な土漠が拡がっている。

水道も電気も無い地帯に遊牧民が暮らす。

生きてゆくには必要なものと不要なものがある。

彼らは不幸?水道もガスも原発もある日本人は豊か?

BBC Woeld Service, Africaより Singing Well

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maliからの音魂

BBC Network Africaより Sona Jobarteh "Saya"

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