« アディーチェの印象 | トップページ | APEC警戒中の出来事に思う »

30年ぶりの荻窪

 中央線に乗っていたら荻窪を通過した。アフリカに行く前
に住んでいた町だ。この数年のうちに3回程降りてはいたが、
ちゃんと歩いていないなあと思い出した。
曇天続きから久しぶりに晴れ間が出た日だ。急ぐ用事がある
わけじゃない。ということで高円寺から引き返した。
 荻窪駅そのものがあまり変わっていないことは知っている。
でも駅前の風景は一変している。それでも、北口階段を上っ
たすぐ右側に古くからあった焼き鳥屋「鳥もと」は1年半ほど
前に来た時には、まだあった。…が、去年の8月に閉店したと
のことで、跡はビル工事中。20メートルほど場所を移している。
飲み屋らしい味はあるが、戦後の面影を残していた元の雰囲気
はない。
Photo わずかに残る駅前商店街の一部が以前の姿を止めている。
よく本を持って居座った渋い喫茶店。「邪宗門」は昔のままだ。
電車から見えた中古レコードの店を目指す。
Photo_2 「月光社」は当時と全く同じ店構え。CDも扱っているとはいえ、
レコード屋の看板のとおり、今も多くのLPレコードが棚を埋め
ているのがうれしい。よくやっている。マニアには亡くしてなら
ない店としての存続価値があるのだろう。儲からないだろうなあ。
Photo_3  青梅街道から天沼神社へ続く八幡通り商店街へ向かった。
毎日通った道だ。行きつけだった居酒屋は無い。というか、当時
あったと記憶していた商店の面影はどこにも無い。
道路だけを残して、建物ばかりが新築・改築されたみたいで、
神社さえもが、記憶のものとは様子が違う。
 東京に出てきて最初に暮らした四畳半一室の長屋風アパート
がもう無かったのは当然だが、大家さんの表札は見つけること
ができた。
 あの頃から自分はどう変わったのだろうか。外見は町と同じ
ようにガラリと変わっている筈だ。でも内面がそれほど進化し
たかどうか?
月光社で買ったCD「大江光の音楽」を聴きながら考えた。

|

« アディーチェの印象 | トップページ | APEC警戒中の出来事に思う »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/529115/49759600

この記事へのトラックバック一覧です: 30年ぶりの荻窪:

« アディーチェの印象 | トップページ | APEC警戒中の出来事に思う »