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SIGHT 注目の連載対談

 『リベラルに世界を読む』を旗印に掲げた季刊誌SIGHTは
渋谷陽一が編集長を務めるRocking On社発行の総合誌だ。
音楽雑誌ROCKING ONの姉妹紙として、ロック評論家である
渋谷目線での社会/時事への意見発露的誌面作りが良い。
アメリカのRolling Stone誌が時代と時勢を切る記事で注目
されることがあるように、このSIGHT誌もたまに鋭い視点を
提供してくれる。
Sight
ということで夏号vol.44を買った。特集は「みんなの党」に
ついて考えるというものだ。渋谷個人は或る程度の期待を持
っているようだが、必ずしも持ち上げているばかりじゃない。
で、私が一番面白かったのは特集じゃなくて、内田樹と高橋
源一郎による連載対談だった。『鳩山さんが首相で、本当に
よかった』と題されているが、鳩山と小沢のこと、メディア
のこと、米軍と沖縄のこと、政権交代のこと、みんなの党の
こと、参院選のこと…など、いやいやスパスパと切ってくれ
ていてスッキリ。
Photo
たまに書店で拾い読みしていただけなので、これまでに何回
続いている対談なのか分からないけど、これだけを読むに値
する。バックナンバーを探すか?
 音楽雑誌は時に鋭い記事やコラムなどを提供してくれる。
よく読むのはLATINA誌で、これは単なるラテン音楽愛好家
向けの雑誌じゃない。音楽を起点に、変貌と溶融を続けてい
る世界の出来事や文化を知らせてくれる記事で埋まっている。
MUSIC MAGAZINE誌は以前は良かったのに、数年前から特
集の組み方が変わって、特定のミュージシャン(私はアーテ
ィストなどと言う呼び方は間違っていると思うし、嫌いだ;
蛇足)やバンドの掘りさげに偏るようになって、そうしたマ
ニアック性のない私には面白くなくなった。
昔は欠かさず買っていたけど、もう何年も、創業編集長だっ
た中村とうようのコラムを書店で立ち読みする程度だ。
でも、SIGHTは次から毎号買ってみよう。
 そして今日は参院選。マスコミの争点誘導と曝け出される
ばかりの各党の無策さのせいで、若年層と無党派層がシラケ
ているような気がする。どうも投票率が低くなってほぼ現状
維持の結果になるんじゃないだろうか。
国民がはっきり意思表示しなければならない時なのに、まあ
それができないような選挙制度にも問題があるんだけど。
お先は長〜いニッポンの民主主義です。

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