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カラスのいる風景

 新宿の山手線、線路際にゴミの集積場所がある。その近くの会
社に務めていた頃、昼休みの時間つぶしにブラブラする道として
時々通っていた。そこを久しぶりに歩いてみた。
終日の午後早い時間。集積所に布の塊がポツンとある。取り残さ
れたものなのかと思って良く見るとそれは布団で、重ね着に身を
包んだ蓬髪の男が横たわっている。一見してホームレスだ。
脇を通過する山手線、ビルの谷間の青空、一羽のカラスが見守る
ように近くの柵から見下ろしていた。
 もう20数年前、初めて子どもが産まれた時、ナイロビの蒼い
空の一点から「これからお前はどう生きてゆくのか」と問いかけ
られているような思いがしたことを、ふっと思い出したりした。
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