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共鳴と共振

 東京国際科学フェスティバルというものが開催されて、その
イベントのひとつ「最新宇宙を語る・奏でる」という講演に行
った。
 今の世の中の状況には、なかなか心を壮大にしてくれる話題が
少ない。子どもの頃に見上げた秋空の深さやアフリカで息をのん
だ満点の星々。宇宙と向き合う自分を意識してみたくなったのだ。
 電波天文学、宇宙論、初期宇宙論を専門とする3人の研究者が
話した。彼らは大学の研究者であると同時にサイエンス・コミュ
ニケーターという呼ばれ方をされていて、宇宙に関する知識を分
かりやすく伝えているという。
それぞれの話題は、暗黒星雲と暗黒物質、ビッグバンとマイクロ
波、反物質についてで、たいした知識も無い私にも理解し易いよ
うに工夫された講演で、とても興味深く聞いた。
そしてもう一人、イギリス人のMark Lewneyという物理学博士
がエレキギターを使ったパフォーマンスを行った。
ギターの弦の振動と宇宙の真理にどういう繋がりがあるのか、な
んて考えた事はなかったが、いわれてみれば納得がいく。
 先の3人の講演を含めたいくつかの論点のなかで、ハタと感じ
るものがあった。それは、人間を含めた生き物や物質・宇宙に遍
在するすべての物は共鳴と共振で関与しあっているのだというこ
とだ。
 物質は最小単位である素粒子の振動による波長によって成り立
っているわけで、光も音もまさにその波動が可視化・可聴化した
ものなわけだ。そして光や音以外にも、私達は多様な波動にとり
まかれて様々に影響を与え合っていて、生物も非生物もお互いに
何らかの共振関係のなかで存在している。
 人が音楽や絵画、写真や映画に触発されてに特別に感応するの
は何から由来しているのだろうと思い続けていた。
それは人間が唯一感じる事の出来る感応器官、耳と眼が捉える事
のできる波長あってこそなのだ。

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