« イマジンとソマリア 2 | トップページ | 記憶の転写、科学とオカルト 2 »

記憶の転写、科学とオカルト 1

 ほんの数十年前まではFaxでさえ画期的な通信技術だった。
アフリカに行く前、会社ではtelexを使っていた。今では絶滅し
てしまったと思われる電話回線を使って文字情報を送る機械だ。
テーブル付きのタイプライターみたいな機械で、回線を繋いで
キーを叩けば文字情報が相手側の機械のプリンターに印字され
た。双方で同時にチャットも可能だったが、電話料金が高額だ
った当時、特に海外とのやり取りではあらかじめ原稿を作って
おいて後で一気に送るのが常だった。
原稿を作るには、タイピングで文面を書く時に印字とは別に紙
のテープに記録を取っておいて、後でそのテープを使って送信
する。テープには文字(アルファベットだけ)に対応するパン
チ穴が開けられていて、送信するにはセットしたテープを走ら
せてパンチ穴を読み取らせるという仕組みだ。
念を押すが文字はアルファベットだけだ。それがtelexの国際
スタンダードで、日本文でもローマ字式に表記するしかない
ので日本人同士でもそのように通信をしていた。
ケニアの旅行会社でも国内外の文書伝達にはtelexを使ってい
て、faxが発展し普及し始めたのは1990年頃だった。
私は日本で買った小型の物を旅行客の手荷物に忍ばせて持っ
て来てもらった。1989年のことで、当時はナイロビで買おう
ものなら数十万円もする超高価な機械だったのだ。
あれよと言う間にfaxは普及したが、今やアフリカでもPCや携
帯電話は欠かせない通信機器となっていることは、考えてみる
と凄いことだ。
 そんなふうにIT技術が発展して自分も日常的に使っているの
に、未だにちゃんと理解出来ていない事柄がいくつかある。
そのひとつはIT機器の記録メディアなどのことで、あの小さな
物体が一体どういうメカニズムで映像や文字や音を含む情報を
記録するのだろう、というような疑問だ。
映像では銀塩写真ならば、どうにか記録メカニズムは納得でき
る。カメラ内部に光学的に映し出された映像が、ネガやポジの
銀盤に焼きつけられるというのは物理的な現象としてなんとか
理解出来る。けれど、デジタルカメラとなるとそのメカニズム
はどうしても理解できない。
まず、映像情報を0と1にデジタル変換するというのは具体的に
どんな作業なのか?そしてその記号化された情報をどんな回路
を通してどのように記録メディアに蓄えるのか?
それは科学力をもってしか出来ないことなのだろうか?
ふと、何故かパワーストーンについて考えた。

|

« イマジンとソマリア 2 | トップページ | 記憶の転写、科学とオカルト 2 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/529115/46213128

この記事へのトラックバック一覧です: 記憶の転写、科学とオカルト 1:

« イマジンとソマリア 2 | トップページ | 記憶の転写、科学とオカルト 2 »