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イマジンとソマリア 2

ということで、ソマリア(プントランド)では海賊行為は商
行為であって産業なのだ。そして収拾のつかない南部では、
武器を使った強奪もまた商行為となっている。そこで宗教へ
の回帰によって規律を取り戻そうとした一派が、イスラムの
シャリア(戒律に則った法律)を厳格に守るよう強制しよう
とした。
そのお陰で一時的にある程度の平和的が訪れていた時期もあ
ったのは事実だ。ところがそこに過激な急進派が加わって
様々な思惑が錯綜し、新たな権力抗争に発展していった。
アル・カイーダとの関連が指摘され、軍事訓練の基地がある
とさえ言われてアフガン攻撃と同時期にソマリア攻撃さえ取
沙汰された。これには疑問があるが、ソマリアの貧困につけ
込んで何らかのかたちでそうした勢力が影響を与えて続けて
いる事は間違いないだろう。
だからクリントン米国務長官へのテロ計画のような話も真実味
をもって出てくるのだ。
 もう今やソマリアには、地勢学的な国境も人々の意識の上で
の国境も無くなっている。それは国際的な認識とも言って過言
ではないと思う。幸か不幸か自然資源が無いとされているので、
砂漠しかないソマリアには近隣国も乗り込もうとはしていない。
もし石油埋蔵の可能性でもあれば、過去の失敗の挽回とばかり
イラク同様にアメリカに占領されていたかもしれない。
 国境が無い国。考えてみれば、これはジョン・レノンのイマ
ジンの世界に近いのではないか…と、ふと思う。
この世に天国などない。でも殺しあいと宗教を除けば、所有欲
と飢餓を除けば、そこはもう地獄じゃないのではないか。
でも私達にはそれができない。ソマリアでもイスラエルでも
アフガニスタンでもイラクでもアメリカでも日本でも、誰も
想像力と実行力を発揮する事ができない。

magine there's no heaven
it's easy if you try
no hell below us
above up only sky
imagine all the people
living for today...

Imagine there's no countries
it isn't hard to do
nothing to kill or die for
no religion too
imagine life in peace...

Imagine no possessions
I wonder if you can
no need for greed or hunger
a brotherhood of man
Imagine all the people
sharing all the world...

you may say I'm a dreamer
but I'm not the only one
I hope someday you'll join us
and the world will be as one

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