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記憶の転写、科学とオカルト 2

 ある種の石が古来から信仰や聖地と関連づけて崇められたり、
ヒーリング効果や薬効が指摘され利用されて来たという、あの
パワーストーンだ。私の住む市にも幾つものパワーストンを加
工したアクセサリーの専門店があるしデパートにもコーナーが
あったり、いろいろな効力があるという数珠が売られていたり
する。
スポーツ選手がよく首にかけているネックレスは、磁気や鉱石
の影響力で血流を促進するとか筋肉のストレスを緩和するため
だということはよく知られている。昔から磁気が肩こりに効く
ことは言われていた。
ある種の鉱物になんらかの力があるということは歴史的・因習
的に実践されてきた事柄で、科学的にも根拠が無いとは言えな
いわけだ。昔はそれほど商売にならなかっただろうに、科学技
術が発達した今だからこそ、その効果と魅力を感じる人が増え、
商売として成立しているのだろう。
 さて、IT機器の中枢をなす原材が希少鉱物だというのは象徴
的だ。アフリカで産出するレアメタルは最新のIT機器に必要不
可欠ということで、これらをめぐっての政治的・軍事的攻防は
よく知られている。
 ナミビアのヒンバ族の村を訪ねた時、ヒンバ文化を研究して
いる文化人類学者が同行して墓地へ行った。砂漠を浅く掘って
遺体が埋葬された墓は水晶の小石で覆われていた。水晶は清め
の力を持ち、死んだ者の記憶をとどめるともされる。
そういえば古来から洋の東西や民族・文化を問わず墓には墓石
が欠かせない。記憶と記録のメモリアルストーン。
生物の脳に記憶が蓄積できるならば、爪の先ほどのチップに膨
大な情報を記録させる事が可能ならば、ひょっとすると路傍の
石にでさえ何らかの方法で記録を閉じ込めることは不可能では
ないのではないか…と考えてしまうのは笑い話だろうか?

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