« ソマリア、ザイール、日本 | トップページ | 犬と鬼 2 »

犬と鬼 1

 Alex Kerrの評論「犬と鬼ー知られざる日本の肖像」(原題
Dogs and Demons 訳は2002年 講談社発行)というものが
出版されていた事をつい最近知って図書館で借りて読んだ。
果たして、私が感じたり思ったりしていることの殆どが述べら
れていた。ページごとに相づちを打つことばかりで、気になっ
ていたことも分かったりした。
 たとえば国債について。国庫が逼迫するとすぐ発行される
この国債は言わば国庫の不足というか追徴を賄う打出の小槌
みたいだが、発行すれば自動的に買い手が付くという不思議
が理解できなかった。
一般国民にも売られているようなので一部は市中銀行や証券
会社が買うかもしれないが、右から左に買っているのは一体
どこだ! と思い続けていた。
何と大蔵省じゃないか!!財政投融資なるカラクリがあって、
その財源の大元は郵便貯金とか年金基金とかだそうだ。
国民の財産を使って、政府が発行したものを自分で買ってい
るのだ。蛇が自分の尻尾を飲んでいるようなものじゃないか。
政府も学者・識者も怖がって口にしないが、郵便貯金基金も
年金基金も、とうに元本割れしているに違いない。
誰が誰の承認を得て、どのように融資しているのだ!誰もその
詳細を把握していないし、その運用に責任を取る事は無い。
投融資とは投げ捨てているということじゃないか。道理で国の
借金と言われるものが秒単位で膨れ上がり続けている訳だ。
日本とは発展途上国ではなく壊滅途上国でしかないということ
がよく理解出来る。

|

« ソマリア、ザイール、日本 | トップページ | 犬と鬼 2 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/529115/45845919

この記事へのトラックバック一覧です: 犬と鬼 1:

« ソマリア、ザイール、日本 | トップページ | 犬と鬼 2 »