« lost boys calling | トップページ | バスタード 1 »

同窓生の集まりから

 単身赴任で東京に来ていた大学時代の友人が大阪の本社に戻る
ということで、私を含めて4人集まった。
私の場合は同じリストラでも単純な首切りだが、彼の場合は本来
の意味のre-starcturingで、組織内の統合整理だ。「リストラ」
が人員整理=首切りというように短絡化されて理解されているの
はおかしなものだ。本来は人員整理以前にstructure(構造)の
再構築が行わなければならないはずだ。
 それはそれとして、その4人の酒席で久しぶりに各地に散らば
る同窓生たちの声を聞こうということで電話した。その一人目へ
の電話がちょっとショックだった。この2月に亡くなっていたと
電話に出た母堂から聞く事になるとは。心筋梗塞だそうだ。
私は現役で大学に入った。しかも1月生まれなので同窓生の中
では最も若い。亡くなった友人は2浪していたので私より2歳
年上だが、それでもまだ50代半ば過ぎ。早すぎる。
この年になると同世代の友人にぼちぼち物故者が出てくるのは
致し方ないが、卒業後出身地に戻っていた彼とはその後会う機
会が無くまた是非会っておきたかった。数年前に学生時代を過
ごした京都に集まって同窓会を開いた(私は行けなかった)時
には昔どおりの元気な姿を見せていたと聞く。
 医療が進んだ最近の日本では、人の死は遅くやってくるもの
だと思い込みがちだが、考えればアフリカで私の身近に起こっ
たのは若い死ばかりだった。病名も判然としない病気や少しの
注意で防げたような単純な事故などであっけらかんと若い命が
失われていた。
何年も書き継いでいるアフリカを舞台にした短編連作小説に、
もうひとつ加えるべきプロットが浮かんだ。

|

« lost boys calling | トップページ | バスタード 1 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/529115/44624333

この記事へのトラックバック一覧です: 同窓生の集まりから:

« lost boys calling | トップページ | バスタード 1 »