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〜アフリカの出会い系 2〜

 アフリカでナイトクラブを舞台にした「出会い」を求める女達
に共通するのは援助交際目当てであることだ。そして彼女達の多
くはあわよくば妻になることを望んでもいる。アフリカの女に求
められるのは子孫繁栄である。よく言われる一夫多妻は、兄弟に
不幸が起きた場合に残された妻や子供の面倒を見る相互扶助シス
テムとしての機能にその主要な目的がある。
また、繁殖能力の無い女は愛情の有る無しに拘らず大きなエクス
キューズが課せられる。結婚後何年経っても妊娠できない妻は、
子孫繁栄のために夫が別に妻を持つ事に異議を唱えることは出来
ない。また夫は自分の社会的能力(何人もの妻や子供を養う事の
出来る証)を誇示するために何人もの妻を娶る。そして女たちは
自分の繁殖能力を示すために婚前に妊娠してしまうというケース
が多々あるのだ。
日本で言う「出来ちゃった婚」とはニュアンスが違う。無知や不
注意の結果妊娠したというのではない。妊娠を前提に交渉を持ち
出産する。しかし男は「果たして本当に自分の子かどうか分から
ない」と難くせをつけて結婚を回避するという戦法をとったりも
する。そこで10代後半で出産して学校をドロップアウトしたり、
乳飲み子を抱えて行き場を失うような女も数多くいる。
 性におおらかだという気質もあるにはある。実は私はある時、
ケニアの地方都市の農家にホームステイする機会があった。その
家には私より少し年下(当時は25歳)の長男がいた。彼の下の妹
は23歳で独身だった。その家の離れ(といっても土壁、草葺きの
小屋)に寝泊まりさせてもらったのだが2日目の夕方、コーヒー
畑を散歩していると長男が私に言った。
「妹がおまえとやりたがっている。そこの畑の裏でやってこい。
見張っててやるから。」なんとも驚いたものだ。
それは、私がケニアに暮らしはじめてまだ数カ月の頃のことで、
当時の私にはそんな持ちかけに対応できる知識も語学力も無かっ
た。もしその誘いに乗って妊娠でもさせていたら今の私は全く違
う人生を歩んでいたかも知れない。(続く)

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