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〜テレクラ探訪 2〜

 電話の会話で判断した限りでは、テレクラを使って援助交際を
求める女の多くはフリーターや賃金の低い人たちで、なかには
「ケータイ代が払えないくて止められそうだから2万円すぐに必
要なんだア」と持ちかけてきた娘もいた。シングルマザーもいた
し主婦もいた。 
 実はその後、そうして会話を交わして意気投合(というか引っ
掛った)した何人かとは実際に会ってみたのだ。会って話をした
だけの事もあったし、そのうちの2人とは実際に交渉を持った。
中学生の息子を持つ40代前半の主婦は、友人と買い物に出てき
た帰りに電話したのだと言った。夫がもう自分をかまってくれな
いので時々夫の帰りが遅い日に、そうした出会いを求めているら
しかった。もう一人は30代のバツイチで出産経験は無く、収入を
助ける実益としてちょくちょくテレクラを使っている。以前はア
ルバイトでサクラをやっていたこともあると面白い話を聞かせて
くれた。やはりどのテレクラも何人かのサクラをもっているのだ
そうだ。アルバイト情報などによく「テレホンアポインター」な
る職種で求人が出ているなかに、そうしたサクラも含まれている
らしい。サクラをやっていた時に相性が良さそうな相手がいたの
で会ってみたことが出会い系デビューだったと言う。
テレクラは男女の性的な交渉事を前提にしたメディアなんだとい
うことが分かった。日本の「出会い系」はこのあたりが発祥なの
か。そしてそれが始まったのが私が日本を離れていた時期のこと
で、多分80年代の中頃か後半あたりだったのだろう。そのころ
日本では一体何が起きていたのだろうか?という疑問が湧いた。
バブルというものが膨らんでいったのもその頃の筈だ。
 当時アフリカに暮らしていた私にもバブルの恩恵はあった。
海外取材のテレビ番組が増えて、アフリカへも引っ切り無しに撮
影隊が来るようになった。アフリカに行く前は番組制作会社でデ
ィレクターをやっていた関係で私にも連絡が届き、そうした取材
のための許可を取り付けたり同行して通訳などをする取材コーデ
ィネートの仕事が続くようになったのだ。しかし日本で何が起き
ているかを知らない私には、いい時代が始まったのかなというく
らいにしか感じられなかったのだ。(続く)

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