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日本の女とアフリカの女 〜テレクラ探訪 1〜

 今回からは連載で女のことなどを…
私がアフリカに行っている間に、日本の世の中には「テレクラ」
なるものが生まれていた。80年代終盤だったかと思う。一時帰国
した時に、繁華街の裏あたりに看板が出ていて、一体何かと訝っ
たものだ。それはずっと私の中で現代日本の疑問の一つとして引
っかかっていた。
その後帰国して、週刊誌などの記事にテレクラ情報やそこを舞台
にした事件の記事などを読んで、初めてその実態を理解するよう
になった。主に素人女の、援助交際という呼び名の売春の温床ら
しいと知った。それ以前に、これまたたまたま帰国した時にビッ
クリしたのが女子高生たちのスカート丈の短さでもあった。
私が高校生の頃は、スケバンと称されるちょと不良がかった女の
子が好む、スカート丈の長いセーラー服が流行ったものだが、
ミニの場合は必ずしも不良っぽさとは関係なく、スタイルとして
の流行だと知った。しかしなんとも挑発的な眺めではあった。
世の中、何かが大きく変っていきつつあるんだなと感じていた。
 そして妻子と別居し、やがて離婚し、時間を持て余したあると
き「テレクラ」の実態を実地調査してみようと思い立ったのだ。
向かったのは地元。東京都下、新宿から電車で1時間弱のいわゆる
ベッドタウンの駅裏。とある有名チェーン店のひとつだと思って
頂きたい。
とりあえずの予備知識は雑誌や書籍で仕入れておいた。結構な料
金だったので、とりあえず1時間だけ試してみることにした。
入る時にこちらの年齢を申告する必要があったので、5歳ほど過小
申告しておいた。果たして中年のオジさんへコールが来るものな
のだろうか?ところが10分もしないうちに掛かってきたのである。
多分サクラも含まれていたと思うが、1時間のうちに6〜7人の女
と話が出来た。うち3人ほどは話しはじめてすぐ向こうから切られ
た。多分そうした娘は本物だったに違いない。2人からはストレー
トに援交の誘いがあった。相場は2万5千円だという。サクラとお
ぼしい娘は下らない会話を長く続けさせようとしてきた。
 日本の世相の一端が垣間見られるなあと、妙な興奮を覚えた。
もし自分の会話術を磨けばもっといろんなことが見えて来るかも
知れない。そう感じてそれから時々、時間と金に余裕のあるとき
渋谷や新宿のテレクラに潜り込んでは世相調査をやってみたのだ
った。(続く)

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