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アメリカに居る娘

 私には前妻との間に出来た娘が居て、今年19歳になって
6月にハイスクールを卒業し今はミネソタ大学で医学を勉強
している。
その娘とは度々メールのチャットで会話を交わす。ナイロビ
生まれで6歳で日本へ、やっと日本語に慣れてきた頃の10歳
からアメリカに移り住んでいるので今や日本語は忘れてしま
っていて、簡単な挨拶程度しか話せない。
つい最近チャットしていると、ある人が話したがっていると
言う。3人でチャットに話が弾んだ。ボーイフレンドだった。
アルバニア国籍だと言うが実際はセルビア/モンテネグロ、
一時ニュースを賑わせたコソボ自治州のプリシュチナの出身。
一時ミネソタで学んでいた頃、同じイスラムの会合で知り合
ったという。今はプリシュチナの実家にいるという。写真は
娘からメールで送ってきたものを見せられ、その存在は知ら
されていたので驚きはしなかったが、コソボの人だとは知ら
なかった。なかなかしっかりした若者だ。
 6月に娘の卒業式のためにアメリカに行ったが、アメリカ
中北部ミネソタ州の地方都市、ロチェスターの高校といえば
元は白人しかいなかったかと思われるが、アフリカ系(ソマ
リア=私の娘もこの中に入っている、スーダンなど)アジア
系(カンボジア、ベトナム、チベット、韓国など)の生徒も
多く驚いてしまった。彼等の多くはこの10年くらいで移民と
してやってきた人たちなのだ。
娘やそのボーイフレンドも含めて、こうして多くの人たちが
国境を越えて動き、混じりあっていることを実感する。
 こうした世界の現状を見ると、今の世界恐慌の波及は止め
ることのできないことだと納得いく。人も経済ももう国境で
区切られる状況ではない。今や、世界的な視野に立つ本当の
意味でのグローバリズムと、地球規模の共生感覚がなければ
政治も経済もうまくいくはずが無い。そしてそうした感覚が
最も欠如しているのが、この日本だと強く感じている。

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