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政治家

政治家

1990年代初め、ワールドバンクの構造調整プログラムがアフリカ
各国政府にプレッシャーを掛け、それまでの一党独裁から多党制
への移行を強いる政策を押し進めていた。
そんな頃ケニアで総選挙が行われ、報道機関が「今回はこの候補
者は○○党のチケットで立候補することになりました」という言
い方をしていた。
当時の私は、何だこの表現の仕方は!イギリス風の英語表現で
はそういう言い方をするのか?…と訝かっていたものだ。
単純に多党制が即民主化ということになるのか?という疑問はさ
て置いて、当時いくつもの政党が生まれ、しかも選挙運動期間中
から政局を睨みながら他党に乗り換えてしまうような政治家も実
際に居た。ナルホドと思ったものだが、いくらなんでも日本の政
治家にはそんな輩は居ないだろうと考えていた。ところがドッコ
イ、帰国して見えてきた日本の現状は、庶民レベルでの民度の低
下と政治家レベルの素養と意識のあまりの質の低さだった。他国
のことなど、とやかく言えたものではない。
特に首相に象徴される傲慢で低レベルな政治意識には開いた口
が塞がらない。幾人かの評論家などが以前から口にしてきた「日
本と日本人の未来を見据えた生き方の指針となるビジョンの展開
と国民にわかるような説明」ができる政治家にはまだ一人もお目
にかかっていない。
今や最悪最低脳の首相を推し頂いて、それでも国民は声も上げ
ずにおとなしい。江戸時代なら一揆が起きてもおかしくない現状だ
ろう。私の学生時代に倣うなら、学生が一斉蜂起して国会をデモ
隊がとり巻いて首相退陣のシュプレヒコールが響いてもいい筈だ。
この国は腐っている。どうしようもなく腐っている。
とりあえず今回はこんなところで…
今後は、帰国以来私が見てきた具体的な事柄を展開しつつ、時評
的な思いを述べていこうと思っている。

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